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    • 2012.12.21 Friday
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    一定期間更新がないため広告を表示しています


    コンポンチュナンの竹かご

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      先週末プロジェクトでも出店していた一州一品物産展の
      コンポンチュナン州のブースで見つけた竹かご。
      もともとこうした竹かごの産地であることは知っていましたが、
      こんなにカラフルで多様なものは見たことがありませんでした。
      しかも安い!

      普通のかごなら$1.5程度、ちょっと手の込んだ蓋物でも、
      $2.5くらいで手に入ります。

      これ、陶器を販売する時のボックスに使えないかな…

      このブースを見に行ったみんながそう思いました。

      で、今日、早速このカゴの制作に携わっている団体を訪問。



      立派なショールームが用意されていました。

      中に入ると、コンポンチュナンの特産品をイメージしたディスプレイ。
      色とりどりのカゴに交じって、
      陶器やクロマーなども陳列されていました。

      コンポンチュナン焼をコンポンチュナン産のカゴに入れて売る。

      アイデアとしてとても良いじゃないですか!

       

      かごの形態もバリエーションがあるし、
      竹だけでなく、椰子の葉で作ったものもあります。

      販売促進のための営業ツールも、
      これから色々と考えて行かなければ…。

      今回の渡航では、営業に関する細々としたことを
      色々と決めてきました。

      村人たちの利益配分や、小売店との条件や契約内容、
      また、販売に際して必要となる様々な印刷物や、
      営業ツール…

      思った以上に決め中ればならないことが
      次から次へと湧き出てきました。

      今日、僕はまた帰国してしまいますが、
      残ったメンバーに後を託して、連絡を待ちます。

      後、よろしくお願いします!!

      しん。


      窯出し→素焼き→釉掛け、窯詰→本焼きを3日間で!

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        窯出し

        12月8日、先日焼いた窯の窯出しをしました。
        少し時間を長く焼いて、下部の温度をあげるよう工夫しましたが、
        まだ少し焼き足りない部分がありました。





        それでも、力作ぞろいの作品、
        良い作品が出てきます。
        上写真の象の小壷は、翌日プノンペンで行われたX’masフェアで、
        瞬く間に売れてしまいました。

        お土産市場でゾウは特別な存在。
        どんな品物でも、ゾウをモチーフにしたものは、間違いなく売れるという。
        そうした市場の生の声を反映しての試作。
        今後も期待できそう。





        窯出しが終わるとすぐに、次の素焼きの窯詰をし、
        その日のうちに素焼きをしてしまいました。

        僕たちは窯出しをした作品を持ってプノンペンへ移動。
        翌日、WIGという団体によるインターコンチネンタルホテルで行われた
        X’masフェアーに顔を出してとんぼ返り。



        夕方コンポンチュナンに戻ると、施釉も終わり、窯詰も終盤に。
        最終チェックをして窯の蓋をしめ、翌日の火入れを待つ。

        指示しておいた新しい釉薬も自分たちで作り、
        ギリギリのスケジュールをなんとかこなしてくれました。

         

        翌10日本焼き。
        ほぼ任せて、「大丈夫?焼ける?」

        と聞くと、「大丈夫!」
        と力強く答えるサムアート。

        今日は何時くらいまで焼くつもり?と問うと、

        「6時くらいかな…」

        って、だからこの温度からまっすぐ最終温度まで上げたら、
        下が焼けないって、前回の窯焚きで教えたじゃない!

        今回は大物が入っていて、上と下とで温度差が大きすぎると、
        ひとつの作品で上下の色が違うものになってしまうこと、
        そのために、下の温度を上げなければならないこと、
        そのためにはどんな焼き方をしなければいけないかを
        再度説明。

        再度、何時くらいまで焼く?と聞くと、

        「わかりません。」

        それでいいんです。窯焚きは自分に合わせて焼くものじゃなく、
        窯に合わせなければならないことが多いのです。

        一安心して、夕食の買い出しに。
        少し用を足したりして1時間ちょっとして戻ると、

        「先生、見てください。」

        下のゼーゲルコーンが半分くらいまで倒れている。

        上は?と、上のコーンをのぞいてみると、
        すでに完全に倒れてしまっている。

        上を焼きすぎると冷め割れが出る危険が高くなるので、
        上が焼ける前に下の温度を上げておきたかったのですが、
        すっかり倒れてしまっている。

        前回の窯焚きと同じくらい下のコーンが倒れているし、
        上は十分に焼けているので
        もう終わりにしても良いと主張するサムアート。

        そうじゃない、前回の窯でも下は少し焼け不足。
        今回はもっと焼かないとだめだという僕との間で、
        軽い押し問答。

        要するに、サムアートは、前回までの窯の焚き方を
        時間や温度に応じてコピーしているに過ぎない。

        僕としては次を考えて対応してほしかったので、
        答えではなく、理屈を説明して、考えて答えを出してほしかった。

        僕の出している注文は非常に難しいもので、
        これは僕が焼いても、どこまでうまくできるかわかりません。

        サムアートが主張したところで終わりにしても、
        多生問題があるにせよ、終わりという選択肢も無くはない。

        上が焼けてしまっている以上、これ以上焼くのは
        冷め割れの危険が高くなり不安だから。

        サムアートの主張は正しい面もありました。
        高い温度で長く焼いたときは冷め割れが多かった。
        これ以上焼くのは危険。
        よく観察ができてる。

        でも、今トライしているのは、窯を均等に焼くという技術。
        問題がすり替わっている。

        抱えている問題は2つあることを説明。
        ひとつは冷め割れの問題、
        もう一つは上下の温度が均一に焼けないという問題。

        この二つを同時に解決しなければならず、
        そのためには上が焼ける前に下の温度を追いつかせる必要があることを
        再度説明。

        でも、上はすでに焼けてしまっている。

        「僕だって怖いよ。」

        冷め割れの問題は僕の頭の中でも
        下の温度を上げるために時間をかけるという答えに、
        ブレーキをかけ続けている。

        でも、これはチャレンジなんだということ、
        そして、みんなは今はまだ勉強中なのだから、
        この難しいチャレンジをすべきだということ、
        そしてこの技術は大きな窯を焼くときにも応用できることなど、
        話せるだけのことを話して、
        やっと、納得した表情を得ることができました。

        窯焚きを自分の都合に合わせて焼かない…

        早く帰りたくても、妥協せずに、満足できる窯焚きをすること。

        ちゃんと理解できるには、まだ少し時間がかかりそうです。

        しん。

        テストピース結果

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          先日間違いに気が付いてやり直したテストピース。(上二つ)
          ほぼ予想通りの結果が出てホッとしました。

          これをもとに、新しく二つの黒い釉薬を作り、
          明日はそれを施釉したものを本焼きします。

          小さなテストピースと、
          実際に器に掛けた場合と、
          誤差が出ることもしばしばあるので、
          結果がでるまでまだちょっと心配です。

          が、予想の範囲内で色調が変化することを確認できたので、
          大きな狂いはないと思います。
          あとは微調整すれば、使える釉薬になるはず。

          先日焼いた窯に、もう一つテストを入れておきました。(下)

          豆型の小皿に2種類の釉薬。

          ですがこの二つ、もともとは一つの原料なんです。

          僕たちが仮にトモー(石)Bと呼んでいる、
          ボロボロと崩れやすい石。

          加工のしやすさと、単味でしっかり融けることから、
          釉薬への使用を試みて、上の黒釉二つの原料として採用しました。

          釉薬にするため、80目の篩を通していたのですが、
          なかなか篩を通らない固い部分があって、
          80目を通らなかったものをさらに40目の篩を通したのですが、
          どうも性質が違うような気がして、
          分けてテスト焼成してみることにしました。

          80目を通らなかったものをさらに80目に通るよう細かくするには、
          大変苦労します。
          できれば、通らなかったものは別に使うか、
          ポットミルを使って細かくし、
          あとで80目を通して混ぜるかしたいところですが、
          この二つが性質の違うものであった場合、
          どちらかに統一しないと、釉薬が安定しないと思ったので、
          それぞれの性質を知るために、テストをしてみたのです。

          その結果、80目を通らず、40目を通したものは、
          右側白く見える釉薬に。
          石うすで粉砕して80目を通し、通らなかったものを除いたものは、
          左側のように、茶色い発色になりました。

          上の黒釉のテストでも、トモーBに灰を混ぜたものに、
          ラテライト(含鉄岩石)3%を混ぜただけで黒く発色していて、
          前回、トモーB全部を80目を通すまで細かく粉砕したものでは
          5%以上混ぜないと黒くならなかったことから考えても、
          今回の80目を通らなかったものを除いたトモーBは、
          鉄分の含有率が高くなっていることがわかります。

          こうしたことは、結果をおさえておくと、
          後で発色が違ってしまったり、なにか問題が起きた時に、
          原因究明のための有力な手がかりとなります。

          今回、白く発色した部分がしっかり融けていたということも、
          釉薬を作るうえで、大きな朗報と言えます。
          これをもとに釉薬を作れば、
          また違ったバリエーションの、問題の少ない釉薬を
          作り出せる可能性が出てきたからです。

          ただ、加工に苦労をするため、大量に作ることが困難。

          この問題をどう解決できるのか、
          もう少し考えないと…。

          でも、今回こうした実験を村のメンバーと一緒にやって、
          こういうことがあるんだという認識を共有できたことは、
          大きな収穫だったと思っています。

          しん。

          プルサット道の駅

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            6日、朝一でプノンペンを出てプルサットへ。

            プルサットはコンポンチュナンを通り越し、
            さらに1時間半ほど行った街。
            そのちょっと手前に道の駅があるというので視察に。
             
            この道の駅、2年前に日本の援助を受け、建てられたそうなのだが、
            当時の運営団体が経営に失敗し、
            それ以降、使われぬままになっていたのだとか。

            それをもう一度立て直そうという団体が現れ、
            目下、再建に向けて準備中だというのだ。

             

             
            なぜここを見に来たのかというと、
            コンポンチュナン焼の販売場所としての可能性を探るため。

            たまたまいた今の管理団体の職員の話によると、

            いつ、OPENできるかはまだわからない。
            荒れた施設の清掃や設備の拡充など、
            ひとつひとつ今できることをやりながら、
            順次OPENに持っていきたい…。

            というような話だった。
             
            施設内では、OPENに向け数人が作業をしていた。
            荒れ果てた内部を清掃し、修復をし、
            やっとここまで綺麗になったのだという。



             

            日本の援助で建てられたこの立派な施設。
            なんとか機能してほしいもの。

            僕たちのプロジェクトも、何らかの形で、
            この道の駅の再建に関わっていければ…
            と、Y崎さんと話しながら帰ってきた。

            小窯の焼成

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              12月4日に、今回僕が来てから初めての小窯の窯焚きをしました。
              僕がいない間の最近3回の焼成データを見ながら、
              問題点を聞いてみると、やはり窯の後部下部の温度が上がらない、
              あるいは、一度うまく焼けたが、今度は上部を焼きすぎた、
              という報告を受けました。

              前回、帰国する前にもっと高温時の時間を長くとらないとだめだ、
              という話をしておいたのですが、具体的にどのくらいの温度で、
              どのくらいの時間をかければいいのか、
              理解できていないようだったので、
              今回はその辺をきっちりおさえて焼成を試みました。

              1000℃くらいまでは、勝手に焼かせて様子を見ようと思い、
              少し離れた場所から様子をうかがっていましたが、
              各温度帯で、適切な処置をしながら、
              順調に焼成を行っていました。




              1000℃を超えたあたりから、
              僕も窯のそばへ行き、指導を開始。

              窯全体の温度を均一にしたい場合、もっとも有効な手段は、
              時間をかけることです。

              それも、温度の低いところが、高いところにちゃんとついてこれるよう、
              各温度帯で低温部がついてくるのを待つようなイメージで。

              彼らの記録を見ていると、一気に温度を上げて、
              1200℃台で2時間ほどかけて、焼成を終わりにしていました。

              これでは、低温部が高温部についてくるには、ちょっと乱暴です。

              1000℃を超えたあたりから、
              1時間に30℃から50℃くらいのゆっくりとしたペースで、
              高温部が頭打ちになって、低温部がそこに追いついてきてから、
              また昇温するような焼き方をしなければなりません。

              今回は、特に1130℃~1170℃くらいの温度域を
              特に時間をかけて焼かせましたが、
              ちょっと目を離すと、1200℃に…。

              どうも午後6時には焼成を終わって帰りたいらしく、
              それに合わせて焼いているようだったので、

              「今日は7時か8時くらいまで焼くよ!」

              と、5時頃に宣言。

              女性たちは夕方の家事が忙しいため帰宅。


               

              7時頃、温度計を確認すると1220℃に。
              いつもは1230℃で焼成を終えている。

              ちょっと上げ過ぎな感じなので、もっと抑えるように指示して、
              上段のゼーゲルコーンを確認。

              8番はすでに完倒して、9番は半分くらい倒れている。

              下段はいつものようにまだ8番が少し動き始めているくらい。

              んー、効果がなかったか…と思いつつも、
              でも、フィニッシュラインの1230℃を待たず、
              下段の8番が動き出しているのならば、
              いつもより焼けているのではないか…
              と思い直し、もう少し1200℃を超えないように注意しながら、
              ねらし続ける。

              8時前、サムアートが下段ののぞき穴からコーンを確認。

              「先生、倒れてきた!」

              見ると8番が半分くらい倒れている。

              もう十分、と焼成をやめようとするみんなを制して、
              もう少し!と、少し温度を上げながらねらしを続ける。

              メイッくんが上段のコーンを確認したが、
              特に何も言わなかったので放置。

              下段の8番がほぼ倒れた。
              もう少し焼きたいが、上を焼きすぎるのが心配なので、

              「上はどう?ちょっと見て。」

              というと、もう倒れてますよ、とメイッくん。

              えー!何で言わないの!!
              さっき確認した時に、もう倒れていたということでしょ!

              この辺がまだ、彼らの頭の中でちゃんと繋がっていない。
              慌てて焼成終了。

              なんとか下部の温度は上げられたが、
              上部の焼きすぎが少し心配。

              まだまだ目が離せません…。

              しん。


              問題解決!

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                前回宿題として出しておいた黒釉のテスト。
                どうなったか気になっていたのだが、
                なにかおかしなことになっていた。

                前回のテストで調子のよかった
                石Bと灰で作った基礎釉に
                ラテライトを5パーセント混ぜたものを
                少し大きめの器に掛けておくという宿題。

                出てきたものはいぶし銀のように銀化した黒。

                また、もう少し鉄分を加えて行ったものを
                見てみたかったので、
                前回の5%から続けて、6,7,8,9,10%の
                テストピースを作るという宿題。

                やはり銀化した黒い色に。

                まず、鉄分が多すぎることは明確。

                前回のテスト時、
                石Bを少量しか粉砕しなかったために、
                成分の偏りがあったかと疑い、
                石Bをできるだけ大量に粉砕することに。

                それでもう一度テストをやり直そう…と。

                ただ、もう一つ問題が…。

                その偶然できてしまった銀化した黒い釉で
                注文を取ってきてしまっていた…。

                「確か似たような色のテスト結果があったはず…」

                と、昔のテストピースを引っ張り出すと、
                なんとかこれで行けるだろうというレシピを発見。

                大量にラテライトを使う釉薬なので、
                ラテライトの粉砕もしなければならない…と、
                サムアートを呼んで、
                現在あるラテライトの量など再度確認。

                ん?ちょっと待てよ…。

                君たちがやったこのテストピース、
                石Bに灰を混ぜた?石だけじゃなかった?

                「ちゃんと混ぜたものを使いました」

                で?そこにラテライトを7,8って
                足していったんだよね。

                「はい。石Bと灰の釉薬3に、ラテライト7…
                釉薬4にラテライト8…ってやりました。」

                ん?釉薬30に、ラテライト70ってこと?

                「はい、そうです。」

                この辺はクメール語で話しているので、
                僕も最初ピンと来ていない。

                でも、よくよく考えてみると、

                違う違う!!
                5%、6%、7%じゃん!!

                釉薬100に対して、ラテライト5、6、7でしょ!
                (正しくは95に対して5なのですが、
                外割で足していく実験をしたので)

                最初はサムアートも眉間にしわを寄せて
                「ん?わからない…」
                という表情でしたが、ぱっと顔が明るくなって、

                「あーーーー!!」

                そして、昔作ったテストピースを見てみると、
                確かに灰30%、ラテライト70%辺りで
                銀化する傾向が…。

                というわけで、問題解決。

                石Bを使った新しい黒釉は、
                焼成後の釉薬爆ぜのない黒釉として期待される。

                注文の来ている銀化する黒も、
                どうやら間違えたレシピ通りにつくれば
                再現可能。

                めでたしめでたし。


                また活動再開しています!

                0


                  ご無沙汰してすみませんでした。しんです。

                  実は、今季のプロジェクト、12月までの延長申請が通り、
                  11月21日からまたカンボジアに来て、
                  活動を再開しています。

                  今回のミッションは、主に販売強化のためなのですが、
                  技術的にもまだ色々やり残したことがあり、
                  なんやかやと、ごった煮状態で仕事をしています。

                  現在のカンボジアは水祭り。
                  これが終わると乾期に入ります。

                  こちらに来る前、当然もう乾期に入っている頃だろう
                  と思ってきたのですが、さにあらず。

                  毎日大雨が降るし、田んぼはまだ青々としているし…。

                  村のみんなに聞いてみると、
                  田んぼの水が引かず、稲刈りが大変なのだとか。

                  まだまだ稲刈りは始まったばかりで、
                  12月に入ってから本格的に忙しくなるのだとか。

                  僕がいる間の過密スケジュール、
                  みんな農作業と両立できるかな…。

                  とにかくいっしょにがんばろう!


                   

                  刈取りあとの田んぼに、まだこんなに水が…。

                  窯出し!

                  0
                     3年間の成果が問われるといっても良い、今回の窯出し。

                    みんな、ちょっと不安のようでした。無理もありません・・・

                    でも、開け始めるとみんなの様子が一変!
                    一つ出てきては「あーでもない、こーでもない!」
                    全員が窯に張り付いて離れません。

                    これは、今回の窯が成功したということなんです。
                    もし、満足いく結果ではない場合、みんなのヤル気が一気に無くなってしまうのです(笑)!
                    本当、純粋というか分かりやすいというか・・・(笑)

                    とにかく今回の窯焚きが彼、彼女達にとってどれだけ満足出来ているかは、皆を見ていると一目瞭然・・・・

                    ホッとしました。


                    一つずつにみんなコメントがあるので、終始誰かが話しているにぎやかな窯出しでした。


                    大物です。少しイッチンがはぜたり釉薬が剥がれたりした物もあったのですが、
                    割れたり潰れたりするものは無く、すべて展示会に出品出来そうです。






                    大物だけではなく、小物や皿 鉢なども、いい出来です。
                    注文の品も、少し冷め割れが出てしまったのですが、何とか納品できそうです。


                    今回は展示会出品作品の窯焚きでした。
                    ですので、窯出しブログはこのへんでサラッっと終ります。

                    約1週間後に、プノンペンで展示会が開催されます。
                    場所と日時は次で告知させて頂きます。

                    サルタ

                    登り窯(本焼き)!

                    0
                       日干し煉瓦の小窯焼成に続き、大窯にも火が入りました。

                      今回はI見専門家の指導の元、3年プロジェクト最後の焼成となります。

                      その為みんなには 
                      「これからはみんなだけで窯焚きしなければならないんだから、最後に
                      よーく見てちゃんと覚えてね!」
                      と、言って始まったのですが、さすがに今まで以上に覚えようという意気込みを感じました。

                      「先生、今はなぜそうしたんですか?」とか、「今はどうしようとしているんですか?」とか・・・
                      こういった質問 疑問がみんなの中からどんどん出てきたのです。
                      技術向上の第一歩はそこからですから、とても良い傾向です。



                      さて、
                      今回私はI見専門家のサポートですので、写真を撮る余裕がありました(笑)!

                      まずはロストル下から焚き始めて大口横クベに入ったところです。


                      オキもいい感じで、順調な滑り出し!
                      チェンダーとナラーが息を合わせて薪を投げ込みます。

                      しかし、チェンダーはいつも窯焚きの時に、お嬢様みたいな恰好をしてきます(笑)!


                      トレードマークになりつつある ひらひらの帽子。
                      写真では分かりませんが、おおきなお花が付いています(笑)。



                      ここは山の裾野にある為、朝は下から上に風が吹くのですが、夜に近くなってくると
                      今度は逆に吹き降ろしてくるのです。

                      そうなると・・・

                      あたり一面ケムケムになってしまいます。
                      これが逃げ場がないので結構きつい!

                      いつも終ると鼻の中は真っ黒です(笑)!


                      しかし夕暮れ時の窯焚きはとってもきれいです。

                      大口を塞いでいる厚さ1センチの鉄板が真っ赤です。



                      そして、夜も更けてくるとますます幻想的に・・・
                      いつも思うのですが、何かの生き物のように感じます・・・。


                      終盤にさしかかって煙突に火が抜けました。
                      ここまできたら後一息!


                      この窯は、いつもある程度いったある段階でごね始めるのです。
                      今回もいつもの所でちょっとドキドキする場面もあったのですが、そこはさすが この窯の設計者!
                      大事に至らず、結果的には今までで最短の22時間で、全部屋 9番完倒!ベタベタに倒していました。
                      ですので今回は焼き直しは無いでしょう。

                      注文品と展示会用の大物がいっぱい入っている今回の窯焚き!
                      窯出しが楽しみです。

                      サルタ












                      日干し煉瓦の薪窯作り(窯出しの巻)!

                      0
                         大興奮の窯焚きでしたが、窯出しはちょっと緊張でした。

                        一応十分に温度は上げられたのは、確認していますが本当に焼けているのか。
                        実際に見るまでは安心できません!
                        そして・・・


                        中の熱気を出す為に3分の1ほど開けてみると、8番と9番のゼーゲルがベッタリ倒れていました。釉薬もよく溶けていて申し分ありません。

                        と、盛り上がっていたのですが・・・
                        初窯はそう簡単ではありませんね!


                        全開してみると、下2段が溶け不足で温度が上がりきれていませんでした。
                        右下のゼーゲルがぜんぜん倒れていません!

                        約2割弱が焼き直しでした・・・残念!

                        でも考え方で8割強は十分に焼けているのだから一応成功!ということで・・・(笑)!

                        出来上がった作品たちです。

                        中鉢・・・益子の H川先生に教わった花模様だそうです。

                        長石釉のフリーカップ・・・彫りが効果的!

                        これも彫りの中皿・・・蓮の模様です。

                        注器・・・なんとも愛らしい形です。黒釉もいい感じ!

                        イッチンの皿・・・泥に鉄を混ぜてイッチンで白釉!淡い感じでとてもいいです。


                        実は「この窯が成功したら受けてもいいですよ」と言ってあった注文があるのです。
                        PHNにあるお店からの小口注文で、余分に作った分も入れるとちょうど1窯分になる量なのです。
                        納期は9月いっぱい!
                        ですので、今月中にもう1窯焚きます。

                        今度は完璧めざしてリベンジです!!!

                        そして早速 窯を改造しました(笑)。

                        前回は火を上に持って行こうと火立てを3段つみました。
                        こんな感じ・・・
                         
                        窯の大きさに対して火立てが高すぎた為に下が焼けなかったのでは?
                        と言う考えに至り、

                        今度は・・・

                        火立てを1段にして1番下の棚板もグッっと底上げしてみました。
                        これで炎が床下にも走っていくので、一番下も焼けやすい?・・・はず?

                        もしかしたら火立てが低すぎるかもしれないし棚板を上げたのも何らかの影響がでるかもしれない・・・

                        ホント こればっかりは、やってみないと分からないのです!

                        窯作りも窯焚きも、確かに大変な部分もありますが、楽しさや醍醐味はここにあると思います。

                        メンバー達には一番そこに気がついてほしいです。

                        そして・・・
                        私はもう1回この窯を焚きたかったので、うれしい!(笑)です!

                        サルタ


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