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    • 2012.12.21 Friday
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    窯出し→素焼き→釉掛け、窯詰→本焼きを3日間で!

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      窯出し

      12月8日、先日焼いた窯の窯出しをしました。
      少し時間を長く焼いて、下部の温度をあげるよう工夫しましたが、
      まだ少し焼き足りない部分がありました。





      それでも、力作ぞろいの作品、
      良い作品が出てきます。
      上写真の象の小壷は、翌日プノンペンで行われたX’masフェアで、
      瞬く間に売れてしまいました。

      お土産市場でゾウは特別な存在。
      どんな品物でも、ゾウをモチーフにしたものは、間違いなく売れるという。
      そうした市場の生の声を反映しての試作。
      今後も期待できそう。





      窯出しが終わるとすぐに、次の素焼きの窯詰をし、
      その日のうちに素焼きをしてしまいました。

      僕たちは窯出しをした作品を持ってプノンペンへ移動。
      翌日、WIGという団体によるインターコンチネンタルホテルで行われた
      X’masフェアーに顔を出してとんぼ返り。



      夕方コンポンチュナンに戻ると、施釉も終わり、窯詰も終盤に。
      最終チェックをして窯の蓋をしめ、翌日の火入れを待つ。

      指示しておいた新しい釉薬も自分たちで作り、
      ギリギリのスケジュールをなんとかこなしてくれました。

       

      翌10日本焼き。
      ほぼ任せて、「大丈夫?焼ける?」

      と聞くと、「大丈夫!」
      と力強く答えるサムアート。

      今日は何時くらいまで焼くつもり?と問うと、

      「6時くらいかな…」

      って、だからこの温度からまっすぐ最終温度まで上げたら、
      下が焼けないって、前回の窯焚きで教えたじゃない!

      今回は大物が入っていて、上と下とで温度差が大きすぎると、
      ひとつの作品で上下の色が違うものになってしまうこと、
      そのために、下の温度を上げなければならないこと、
      そのためにはどんな焼き方をしなければいけないかを
      再度説明。

      再度、何時くらいまで焼く?と聞くと、

      「わかりません。」

      それでいいんです。窯焚きは自分に合わせて焼くものじゃなく、
      窯に合わせなければならないことが多いのです。

      一安心して、夕食の買い出しに。
      少し用を足したりして1時間ちょっとして戻ると、

      「先生、見てください。」

      下のゼーゲルコーンが半分くらいまで倒れている。

      上は?と、上のコーンをのぞいてみると、
      すでに完全に倒れてしまっている。

      上を焼きすぎると冷め割れが出る危険が高くなるので、
      上が焼ける前に下の温度を上げておきたかったのですが、
      すっかり倒れてしまっている。

      前回の窯焚きと同じくらい下のコーンが倒れているし、
      上は十分に焼けているので
      もう終わりにしても良いと主張するサムアート。

      そうじゃない、前回の窯でも下は少し焼け不足。
      今回はもっと焼かないとだめだという僕との間で、
      軽い押し問答。

      要するに、サムアートは、前回までの窯の焚き方を
      時間や温度に応じてコピーしているに過ぎない。

      僕としては次を考えて対応してほしかったので、
      答えではなく、理屈を説明して、考えて答えを出してほしかった。

      僕の出している注文は非常に難しいもので、
      これは僕が焼いても、どこまでうまくできるかわかりません。

      サムアートが主張したところで終わりにしても、
      多生問題があるにせよ、終わりという選択肢も無くはない。

      上が焼けてしまっている以上、これ以上焼くのは
      冷め割れの危険が高くなり不安だから。

      サムアートの主張は正しい面もありました。
      高い温度で長く焼いたときは冷め割れが多かった。
      これ以上焼くのは危険。
      よく観察ができてる。

      でも、今トライしているのは、窯を均等に焼くという技術。
      問題がすり替わっている。

      抱えている問題は2つあることを説明。
      ひとつは冷め割れの問題、
      もう一つは上下の温度が均一に焼けないという問題。

      この二つを同時に解決しなければならず、
      そのためには上が焼ける前に下の温度を追いつかせる必要があることを
      再度説明。

      でも、上はすでに焼けてしまっている。

      「僕だって怖いよ。」

      冷め割れの問題は僕の頭の中でも
      下の温度を上げるために時間をかけるという答えに、
      ブレーキをかけ続けている。

      でも、これはチャレンジなんだということ、
      そして、みんなは今はまだ勉強中なのだから、
      この難しいチャレンジをすべきだということ、
      そしてこの技術は大きな窯を焼くときにも応用できることなど、
      話せるだけのことを話して、
      やっと、納得した表情を得ることができました。

      窯焚きを自分の都合に合わせて焼かない…

      早く帰りたくても、妥協せずに、満足できる窯焚きをすること。

      ちゃんと理解できるには、まだ少し時間がかかりそうです。

      しん。

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